法人の税金にはどのような種類があるのか

法人に関する税金にはさまざまなものがあります。
具体的には法人税、法人事業税、法人住民税、地方法人税、消費税などが挙げられます。

ここでは法人に課せられる主要な税金として、法人税・法人事業税・法人住民税について見ていきます。

○法人税
法人税は国税の一つです。
会社の所得に対して課税される税金であり、所得法人税率で法人税を算出することができます。
ここでいう所得は利益と少し異なります。企業会計において利益とは収益から費用を引いたものが利益になります。

税務会計では益金から損金を差し引いたものが所得になります。
収益と益金はほとんどの同じ物ですが、損金と費用は異なります。損金に入る費用とそうでない費用があるため、所得と利益は異なる物です。

○法人事業税
法人事業税も地方税の一つで、所得に法人事業税率を乗じることで算出できます。
黒字でない場合は納税額はゼロとなります。

○法人住民税
法人住民税は地方税の一つです。
所得から算出された法人税額に住民税率を乗じた税額となる「法人税割」と法人の資本金別で定められている均等割から算出できます。
法人住民税は法人税割と均等割を足した金額になります。

法人に課せられる税金の税率は頻繁に改正されるため、会計士・税理士などからサポートを受けながら、税務申告をしていくこともできます。

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